病があるから、有限の美しさが生まれる

私はエンシェント。

今回は、病と健康について話そう。

病は悪く、健康は良いと、

この世では教えられる。

本当にそうだろうか？

病や健康は、

身体の状態を切り取って

言っているに過ぎない。

大切なのは、全体を見渡す事である。

病は、この世で生きる計画の中に、

含まれている。

先天的でも後天的でも、

かかるタイミングが重要である。

この世の肉体に入る際に、

大まかな計画を立てる。

病もその一つで、病の内容は偶然では無い。

難しい課題ほど、苦しい傾向がある。

出会いや気付きの為に、

必要な病や怪我はある。

心の声や、アラートである。

それを薬で抑えては、本末転倒である。

すんなり上手く行く人生が、

本当の意識体のレベルが高いとは限らない。

本当の光は、辛く苦しい時の戻し方にある。

戻ったかどうかは重要では無い。

それはこの世の結果でしか無い。

発酵を見れば、病は理解できる。

発酵すれば、食はより深みを増す。

では、腐敗はどうかと言うと、

腐敗がなければ、肉体が亡くなる事が

出来ない。

この世では、死に至るために病がある。

ほんの少しの切り傷でも、

それは全て気付きである。

事柄の大小も、人の側で

勝手に決めているに過ぎない。

怪我の功名という言葉もある。

あなたが怪我をしたから、

その後の動きがそうなる。

より良いと言える結果の為に、先に損をする。

神社と賽銭の関係と同じである。

健康も、あまりにも極め過ぎると、

寿命が短くなる場合がある。

多少の病に気を使っている人の方が、

気付きが多い。

普段病をしない方が、大病で一気に崩れる。

エリートの負け知らずの人生で、

たった一回の挫折で、

折れてしまうのと同じである。

何事も程々が肝心である。

病の後回復するから、

健康への感謝が生まれる。

そこに、生命の美しさが生まれる。

マイナスも時には必要である。

発酵は一部毒である。

酒も飲み過ぎれば毒となる。

上手く負ける事も大切である。

チャンスはまた来る。

地球が吹き飛ぼうとも、

肝心なのはその後である。

小さき挫折は幾度も超えてきた。

必ず方法はある。

時には死も、解決の一部である。

(自殺が良いとは言っていない)

今回は此処まで。