何かをしたいと思う心は、閃きの最初の一歩です。

私はセレンディピティ。

今回は、閃きの向こう側について、

お話致しましょう。

皆さんは、普段の会話や、思っている事、

それらは自分で考えていると思っています。

しかし、その殆どは、

見えない世界側からの閃きや、

反応から来ています。

沸騰しているやかんに触った時、

熱いなあと言っていては間に合いません。

反射があるから、最小限で助かります。

脊髄は大木の幹です。

大元の経験でもあります。

そこに触れる時、

自分の頭で考える前に

反応できる様になる事が、

学びの最終形態です。

それを、遺伝子に刻むと言います。

閃きは見えない世界の反射です。

これは、早ければ早いほど、

最小限で済みます。

それらを鍛えるには、

簡単な訓練が必要です。

あなたの中には、

現状維持したい心が居続けています。

石橋を、叩いて叩いて、

ぶっ壊して、

やっぱりと言っている人々が殆どです。

狩猟していた頃は、

現状維持と察知能力は必要でした。

しかし、今は、

外敵がいきなり襲って来る事は

殆どありません。

なくていい物を、

くよくよ悩み、あえて作り出しています。

それらも、現実化するのです。

肉体がある以上、

向ける意識には限界があります。

起きて欲しく無い不幸を思うのと、

起こってほしい幸せを思うのと、

同じ力を使っています。

今この時は、速度が求められています。

どうしよう、と思うくらいなら、

やってみる速さが必要です。

くよくよが無くなる事はありません。

その力を、高速化へと向けるのです。

早いと、完璧に出来ないかも知れません。

早い時こそ、冷静さを求められます。

車の運転でも、

高速走行には緊張感が倍々に増えていきます。

それでも、

冷静さを保てれば、

なんとかこなしていけます。

高額な物が必要な時もそうです。

早い物は高いです。

ですが、先に払えば、その分返ってきます。

最速でみる映画は高いですが、

ネタバレに悩む必要は最小限で済みます。

最近は、映画ですら、

公開日に即ネットでネタバレします。

それだけ速くなっているのです。

待てば待つほど、気になって見たい

気持ちが収まりません。

知りたくなくても、

ネットでネタバレを

見てしまうかも知れません。

本当にしたい事、見たい物はさっさと

観るのです。

観たいと思うのは、

今この時にそれが必要だからです。

殆どの人は、

自転車の補助輪を外すのが怖くて、

どうしようどうしよう、

こけたら痛いと思っているうちに、

コケまくって、

すぐ乗れる様になった

人を羨ましいと思っているのです。

コケる回数は人それぞれです。

今世だけでなんとかしようと思うから、

怖いのです。

今の課題は、

何度かの転生の課題かも知れません。

解決するか、気付くまで、

何度も何度もやって来ます。

最終的に出来る様になれば良いのです。

どんな意識体にも、下積み時代はあります。

それまでずっと

課題に取り組んで来た結果のみを

私たちは見がちです。

苦労して苦労て、スッと閃いて、

その必要は無かったんだと、悟った時、

次の閃きが来ます。

遅くなった物はこの世でさえ殆どありません。

人の意識だけが、最後に残っています。

損してもいい。その場で怒ってもいい。

溜め込むくらいなら、

その場で解消するのも大切です。

諦めなければ、道は閃きます。

乗り越えた後で、

悩んでいた時期が懐かしいと思うでしょう。

今回は此処までで御座います。

またお会い致しましょう。