身近な事で感動できるかどうかが、卒業試験に通れるかどうかの鍵です。

私はセレンディピティ。

今回は、小さな幸せについて、

お話し致しましょう。

この世では、事を為したり、

成功者がもてはやされます。

それを共に喜ぶ事は悪い事ではありません。

それを目指すのもとても正しい行為です。

ですが、

その生き方だけが全てではありません。

成功者の影には、他全ての敗者が居ます。

この世だけ見れば、

成功を望み、目標に向かい、

終わらない目標を見せられ、

人々は段々と疲弊していきます。

上へ行っても終わりは無く、

他者を蹴落として進む事ばかり

教えられて来ました。

あなたは今生きていて、存在しています。

それだけでとても尊い事です。

何かをしなければならない、

というのは本当は大嘘です。

それは会社や世間、国や団体の目標であって、

あなた自身の使命や目標ではありません。

今後、団体は小さくなり、

あなた自身の生き方を

目標にする生き方にシフトして行きます。

あなたは、仕事が無くなり、

生きてはいける環境となった時、

何をするでしょうか？

本当にしたい事は、仕事とは限りません。

もっと小さくて、

周りにあるありふれた事の方が多いのです。

物語や映画では、

出来事が起こらなければ面白くありません。

物語や書籍のテーマには、

詳細に書かれたアイデアが沢山あります。

ただ、意外な出来事や、レアケースの殆どに、

普段のあなたは居ません。

この世での高みには、

極(きわ)にある気がしてしまい、

ついつい難しい事や、

頭の良い人の言葉や内容が

目指す方向と思いがちですが、

それは本来のあなたのほんの

一部分に過ぎません。

あなたはスーパーに行って、

安いお菓子を買おうと思っています。

スーパーですから、

その中に、

高額なお菓子はそもそも売っていません。

高いお菓子よりも、

日本の安いお菓子の方が手に入り安く、

美味しいと感じる事は正しいのです。

(高級なお菓子が駄目という訳ではありません)

高いお菓子も食べ飽きます。

高い理由は、味とは別であると、

途中で気付きます。

身近な小さな事で、

幸せを感じれるかどうかが、

成功後の試練でもあります。

成功を体験して、

次の転生で落伍者を体験する事は

少なくありません。

それが分かる時、

あなたは卒業試験に合格している事でしょう。

今回は此処までで御座います。

又お会い致しましょう。